東京の友人と話してたら、車検の話題になりました。 私が別事業で車検屋をしてるとは知りません。東京ではDIY大家さんなんです。
車検が高くついたけど、ディスクパッドを交換しないとならなかったので、高くついたけどしかたがないとの事。
聞いてみると、ディスクパッドが5mmしか残ってなく、交換しないと危ないと言われたとの事。
「5mmなら、まだ半分残ってるじゃん。」って言うと、「えー???」
ディスクパッドの新品は10mmのパッドが鉄の板に貼り付けてあり、パッドメーカーが言うには、最後まで擦り減るまで使える、途中ではがれる事はないとの事t。
えんぴつの様に、摩擦で磨り減っていく消耗品だょ。
平地のブレーキを頻繁に使わない地域では、1万キロにつき、1mm位ディスクパッドが減る。
車のメーカーは10年、10万キロ位はメンテナンスしなくても良いように車を作っているようだが、その事からも、10mmで10万キロってのがわかるような気がする。
って話したら、自分は1年に8000km位しか走らないから、あと6年も使えたかも知れない。 腹がたって気分が悪くなってきた~、。
そういえば、たしか、今5万キロ位使ってる。 だから5mm位減ってたんだ。と納得していた。
シャープペンシルの芯が半分の時に捨てて、新しい芯に変えたりしないでしょって言うと、周りの人たちも、みんな、十分納得され、次回からはだまされないようにしようって言い合っていた。
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ここからは、説明です。
最後まで使えると言えば使える、車検の法的に言って、合格か不合格かと言えば、どんなに薄くても合格って事にはなるのだが、安全化どうかの判断が残る。、
デイスクパッドが薄くなると、パッドを取り付ける鉄板との距離が近くなり摩擦熱で温度が上がりやすい。
温度があがると摩擦係数が小さくなって、止める力が減る。
どんどんブレーキを使って、実験した事があるのだが、こげた臭いがしてきて、煙が出てきて、その頃になると、ブレーキを踏んでるのに、効かなくて、止まりたいところも通り過ぎて、どれだけ力を入れて踏んでも、スイーって走ってしまうって感じです。 その時のパッドの状態をはずしてみたら、パッドがこげて炭のようになってツルツル。ひび割れも起きていた。でも、炭化したパッドはしっかりと台の鉄に張り付いていたのでした。ブレーキがさっぱり効かなかったのは、きっと鉄と鉄の摩擦係数位じゃないかな。と想像。
ブレーキを踏んだ時の音も、金属と金属がこすれてるような「ガリガリゴリゴリ」って感じです。炭化して硬いカーボンになったような感じ。
どのくらい止める力が減るかが問題だ。またどの位薄くなったら危険なのかの判断をしないとならない。
メーカーは残厚2.5mm位まで減ると薄い鉄板がディスクローターにこすれて、ゆっくりと走ると「キー」って音がでるようにして運転者にしらせるようなつくりにしている。
だから、この音が交換の目安だろう。
車検の法律では最後まで使えるのだが、それは、使いかたによってちがってくるからだ。
例えば、高速道路を走る訳でもなく、速度も40kmまで位、ブレーキの頻度もほとんど無いような使い方の場合、パッドの温度が高くなる事は無いと考えられる。
この状態も実験してみた。
畑で使っている軽トラックのパッドが完全になくなるまで使ってみた。
恐る恐る、ブレーキを踏み、ブレーキの必要があるときは、エンジンブレーキをフルに使い、サイドブレーキにも手をかけながら止めていた。
畑の中での速度はいつも20km位で、パッドの温度はあがらないからだろうか。
なんと、ディスクローターとパッドの鉄どおしがこすれて「ジャッ、ジャッ、ジャッ」を通り越して「ゴッゴッゴ」って言い出したが、恐れに反し、なんと不自由ない位にブレーキはきくではないか。
分解して状態を確認してみた。全体が鉄になってしまってるわけでは無く、0.1mm位の幕のようなパッドが部分的に残っていた。
熱を持たない程度の使い方では、効くといえば効くようだ。テスターをかけたわけではないが、きっと、車検には受かるだけの制動力はあったように思う。
でもその状態で、一般道を走れば、確実にブレーキは効かなくなって、事故る事まちがいなしってかんじでした。